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NO.9191956 2021/01/20 14:50
「振り向いたら銃構える男」…男性に発砲、20cm脇を銃弾が飛ぶ 富山
「振り向いたら銃構える男」…男性に発砲、20cm脇を銃弾が飛ぶ 富山
富山市で2018年、警察官ら2人が殺害された富山中央署奥田交番襲撃事件で、強盗殺人罪などに問われた元自衛官島津慧大(けいた)被告(24)の裁判員裁判の第3回公判が19日、富山地裁であった。

市立奥田小付近にいた警備員の男性が出廷し、2発の銃声後に「振り向いたら銃のような物を構える男がいた。恐怖心から逃げた」と証言した。

島津被告は、稲泉健一警部補(当時46歳)から奪った拳銃で、男性に向けて銃弾2発を発射し、殺害しようとした殺人未遂罪にも問われている。

男性によると、島津被告が交番を襲撃後、周囲でパトカーのサイレンが鳴り響いたが、事件の詳細は分からず様子を見に行ったという。

その際、後から来た同僚の中村信一さん(同68歳)から「何があったんでしょうか」と声をかけられた。

これが中村さんとの最後の会話となったという。

男性は小学校に異常を伝えようと、中村さんと別れて学校敷地内を歩いていると、「パン、パン」と背後から銃声が響いた。

振り返ると、拳銃を持って道路を横断してくる被告と目が合った。

「私を狙っている」。

そう感じ、住宅街のガレージに逃げ隠れたという。

この日は、拳銃に詳しい県警の警察官2人が出廷した。

同署刑事1課の男性鑑識係長によると、付近の車のドライブレコーダーの映像を解析した結果、被告は男性から約55メートル離れた路上から2発発砲したとみられる。

男性の立ち位置や、小学校に着弾した痕などから、2発は男性の胸の高さに向けて発射され、それぞれ男性の右側約20センチと約80センチのところを通過して外..

【日時】2021年01月20日 11:24
【ソース】読売新聞
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