昨今あおり運転や逆あおり運転が社会問題化しているが、今度は当て逃げした「とんでも運転手」が話題になっている。
一部の日本人は、ルールやマナーを認識できなくなってしまったのだろうか。しらべぇ取材班は、その風景を目撃し、撮影した方から、詳しい話を聞いた。
■衝突後アクアが逃走
1月21日午後4時21分ごろ、東京都足立区の路上でその事件は起きた。
走ってきたヤマト運輸の横っ腹に一時停止無視のアクアが突っ込んだと思ったらまさかの逃走 #事故 #当て逃げ #今日のアクア pic.twitter.com/rUye9AgJNr
— しゃるあい (@shalleye) January 21, 2020
投稿者のしゃるあいさんによると、東側から直進して来たヤマト運輸のトラックに、T字路を一時停止せずに進んで来たアクアがそのままトラック左側面に衝突。ぶつかった衝撃ではじき飛ばされたのか、アクアはトラックと横に並んでいるように見えたという。
近くにいた人たちが駆けつけたところ、突然切り返してトラックを追い越すように急発進したため、「逃走する」と思い録画を始めたとのことだ。
関連記事:NON STYLE井上がタクシーに当て逃げ 刑事責任の可能性は?
■「警察が捕まえたと聞いた」
動画はそこまでで終わっているが、その後、アクアは信号を守って止まり、信号が変わってからまた走り始めた。すれ違いざまに投稿者と目が合い、動画を取られていることに気づいた様子でにらんできたそう。
運転していたのは60代ぐらいの女性。その後、投稿者は「警察が捕まえた」と聞いたとのことだ。
■「逃走できないシステム開発を」
この動画は、24日0時現在、185万回以上再生されている。
返信欄には、「自動車メーカーは事故をおこしたり、ぶつかったりした時に強制的にエンジンストップしたり、自走しないようにする機能を開発したらいいのに」や「これだけ壊れても走れるんじゃ、車よりドライバーが 故障者なんだろうけど」といったコメントが寄せられた。
■逃げると刑事責任を問われる
物損事故自体は刑事責任や行政責任を問われることはない。しかし、物損事故を起こしたのに現場から逃げると逃走行為について刑事責任を問われ、1年以下の懲役または10万円以下の罰金に処される可能性がある。
道路交通法では、交通事故があったときは、当該交通事故に係る車両等の運転者その他の乗務員は、直ちに車両等の運転を停止して、負傷者を救護し、道路における危険を防止する等必要な措置を講じなければならないと定めている。
・合わせて読みたい→東北道で数台が絡む多重事故発生 「逃げ切れずにはねてしまった」
(出典 news.nicovideo.jp)
コメントする